MP Racingが今季のスーパー耐久シーズン後半戦の参戦を休止。今後に向けては検討中

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by HankookのST-Xに参戦しているMP Racingは、8月26日付けで2022年のスーパー耐久シリーズ後半戦の参戦を休止すると発表した。今後については「新しいステージを含めて検討中」としている。

 MP Racingは2017年にチームを立ち上げ、2018年にスーパー耐久のST-3クラスに参戦を開始すると、2019年からニッサンGT-RニスモGT3を使いST-Xに参戦。トップ争いを展開する強豪チームとしてシリーズを盛り上げてきた。

 2022年は新たにJOE SHINDO、柴田優作、影山正美という3人に加え、Dドライバーとして篠原拓朗を起用し、盤石の体制を整え第2戦から参戦していたが、チームの地元レースでもあるもてぎでの第5戦を前に、急遽シーズン後半戦の参戦を休止することになってしまった。

 チームの発表によれば、理由は昨今の新型コロナウイルスの蔓延状況、またチームオーナーでもあるJOE SHINDOの体調不良によるものだという。「応援していただいたファンの方々、ならびに関係者の方々にご心配をおかけしますこと心よりお詫び申し上げます」としている。

 気になる今後については、「新しいステージを含め検討中です。活動再開の折には、ご声援を賜れれば幸いです」としている。サーキット復帰を待ちたいところだ。

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