ブレイキン世界大会金メダル・湯浅さんら川崎市役所訪問

ワールドゲームズのブレイキンでメダルを獲得した湯浅さん(左から2番目)と半井さん(同3人目)=川崎市役所

 7月に米国で開催された「ワールドゲームズ」で、ダンススポーツのブレイキンの初代女王に輝いた湯浅亜実さん(23)と、男子3位となった半井重幸さん(20)が29日、川崎市役所を表敬訪問した。

 湯浅さんは「Ami(アミ)」、半井さんは「Shigekix(シゲキックス)というダンサーネームで活動し、ともにプロ転向を機に同市内に転居した。半井さんは「地元が応援してくれて助かる」と感謝。2人からメダルを手渡された福田紀彦市長は「応援する者としてパリ五輪が楽しみで仕方ない。とにかく、けがには気をつけて」とエールを送った。

 湯浅さんは「結果もうれしいけれど、経験を積めたことが大きい。楽しみながらパリ五輪の金メダルを目指したい」、半井さんは「もっと活躍し、周囲の人に良い影響を与えられるような存在になりたい」と話していた。

 同大会は、各競技の世界最高水準のアスリートが競い合う国際大会。2024年のパリ五輪から正式種目となるブレイキンは、この大会でも初めて採用され、17カ国から男子と女子それぞれ16人が出場した。

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