静岡ユース ウルグアイ相手に3発快勝で2位に U18日本代表はまたもPK戦に泣くーSBSカップ国際ユースサッカー

SBSカップ国際ユースサッカー最終日は8月28日、エコパスタジアム(静岡県袋井市)で行われました。第1試合は、静岡ユースが18歳以下ウルグアイ代表と対戦しました。

静岡ユースは前半31分。安藤阿雄依(清水ユース)が中に切り込み、シュート。ここは惜しくも枠を外れます。

待望の瞬間は39分。高橋隆大(静岡学園高)、後藤啓介(磐田U-18)とつなぎ、最後は斉藤柚樹(清水ユース)が決め、先制点を奪います。

<静岡ユース 斉藤柚樹選手>

「高橋が中に切り込んで後藤が抜けてくれて、うまく中に折り返してくれたので、あとは決めるだけだった」

さらに後半28分。左サイドに展開すると、ボールを受けた石川瑠輝(清水桜が丘高)のクロスが相手のオウンゴールを誘い、リードを2点に広げます。

ダメ押しは後半36分。山藤大夢(富士市立高)のスルーパスから齋藤晴(JFAアカデミー福島)がシュート!

<静岡ユース 齋藤晴選手>

「意外と落ち着いていていい形でボールを持てたのであとは決めるだけだった」

南米の強豪・ウルグアイ相手に、自分たちのサッカーを見せつけた静岡ユース。見事な快勝でSBSカップを締めくくりました。

18歳以下日本代表が2連勝中のウズベキスタンと対戦。日本は前半17分。名願斗哉(履正社高)の折り返しを坂井駿也(鳥栖U-18)が冷静に流し込み、先制します。

しかし、後半20分でした。ウズベキスタンのジュラボエフ・アサドベクが中に切り込むと反応したのはイスラモフ・リアン!ウズベキスタンが同点とし、試合はPK戦へ。

両チーム3人ずつ決めて、迎えた日本の4人目のPKはポストに阻まれます。一方、ウズベキスタンは5人すべてが決め、熱戦を制したウズベキスタン。3連勝で大会初制覇を成し遂げました。

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