およそ半月ぶりの復旧です。台風8号で浸水被害を受け、飲み水として使えない状況が続いていた静岡県松崎町雲見地区の一部で8月29日、水道がようやく復旧しました。
松崎町雲見地区の一部では、8月13日に台風8号が上陸し、太田川が氾濫した影響で断水したため、これまでおよそ40戸で生活用水のみの供給が続いていました。
断水からおよそ半月、仮復旧の工事が終わり、29日午前9時半ごろ、松崎町の職員が水道管のバルブを開け、飲料水としても使えるようになりました。
<同報無線>
「今月14日から続いていた、雲見地区の断水は解除となりました」
松崎町では、調整池に仮設のろ過装置を設置。水質検査などを行ったうえで、同報無線で住民に飲み水として使えることを伝えました。
<住民>
「出ました。すごい、やはり勢いが違います。ありがたいです。美味しい。美味しいです。水に感謝です」
これで水道はすべて復旧し、松崎町が設置した給水所も午後5時で閉鎖しました。