中国、四国、九州北部の沿岸の一部では、引き続き、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがある。
北陸の沿岸の一部では、8月上旬ごろから潮位が平常に比べて10センチから20センチ程度高い状態が続いたが、8月30日(火)現在、この状態は次第におさまっており、現在は平常に近い潮位となっている。このため、北陸の沿岸の一部では、満潮の時間帯を中心とした海岸付近の低い土地での浸水や冠水のおそれは、次第に小さくなる見込み。
一方、現在は大潮の時期にあたり、中国、四国、九州北部の沿岸の一部では、引き続き9月1日(木)にかけて、満潮の時間帯を中心に、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあるので注意が必要だ。なお、この期間中に台風や低気圧の通過等があった場合や、短時間に海面が昇降を繰り返す副振動の発生等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性がある。今後発表される高潮警報・注意報や、潮位情報に十分に留意して欲しい。