双葉町11年ぶり居住再開 福島原発事故で全住民避難

2011年3月の東京電力福島第1原発事故で唯一、全住民の避難が続いていた福島県双葉町は30日午前0時、帰還困難区域内の特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が解除され、11年5カ月ぶりに居住できるようになった。これで居住人口ゼロの被災自治体は解消する。一夜明けた30日朝、町や県警はJR常磐線双葉駅前で防犯パトロール出動式を開いた。

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