趣里主演、深川麻衣の共演で「サワコ」連ドラ化! 性的シーンの撮影にはコーディネーターが参加

趣里が、10月2日スタートのBS-TBSの連続ドラマ「サワコ ~それは、果てなき復讐」(日曜午後11:00)に主演する。

井上ハヤオキの人気電子コミック「サワコ」のドラマ化で、主人公・サワコが、元同僚マチカの人間関係に侵食し破壊していく、愛と復讐に彩られたラブホラーサスペンス。闇に包まれた過去の事件や登場人物たちの複雑な心理、スリリングでゾッとするジェットコースター感あふれる展開になる。主人公・深井サワコを趣里、サワコの元同僚・音川マチカを深川麻衣が演じるほか、マチカの恋人・八田雪斗に小関裕太、マチカの弟・音川健介に曽田陵介、マチカの高校時代の同級生で刑事の大津慎司に庄司浩平、健介の美術学校の同級生・五十嵐ノノに平井亜門らが扮(ふん)する。

原作コミックと同じく、性的なシーンが随所にある本作だが、スタッフとしてインティマシー・コーディネーターの浅田智穂氏を迎え、俳優の安全を守る環境づくりに取り組んでいる。インティマシー・コーディネーターとは、インティマシー・シーン(俳優がヌードになるシーン、またはヌードの有無に関わらず、疑似性行為や親密な身体的接触のあるシーン)において、俳優の身体的・精神的な安全を守り、監督の演出意図を最大限に実現できるようにサポートするスタッフのこと。日本ではNetflixが先陣をきって導入しているが、テレビドラマでの導入例はまだ多くない。

またクランクイン前には撮影の中心となるスタッフが「リスペクト・トレーニング」を受講した。「リスペクト・トレーニング」は、Netflixが全世界で行っているトレーニングで、ある行為がハラスメントであるか白黒をつけるものではなく、相手への「リスペクト」がある行為や言動なのかを関係者全員で立ち止まって考えていくもの。パワハラ、セクハラなど、ハラスメントを防止するための取り組みだ。Netflixからの委託を受けて、同トレーニングを提供している従業員支援プログラム (EAP) の専門企業ピースマインド株式会社が実施した。

趣里は「とてもチャレンジングな内容のドラマに参加させていただくこと、心から光栄に思っています。いつかサワコのような、一見理解できないであろうキャラクターを演じてみたいと、ずっと願っていました。人間の欲や、傲、愛や憎しみ、生きていると避けては通れない、目を背けたくなる瞬間がたくさんある作品だと思いますが、エンターテインメントとして楽しんでいただけるドラマを届けられるよう、キャスト、スタッフの皆さんと力を合わせて頑張りたいと思っています」と意気込み十分。

深川は「原作の漫画を初めて読んだ時、作者の井上さんが描く独特の世界観にゾクゾクゾワゾワしながら、この後どうなってしまうんだろう…とひきつけられ展開に目が離せませんでした。復讐劇なのか、ホラーなのか、はたまた純愛なのか、どんなジャンルと言えばいいのか一言では形容できない、なんだかすごいドラマになりそうな予感です」と期待している。

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