沖縄県知事選挙に立候補 下地幹郎(しもじ・みきお)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う沖縄県知事選挙が8月25日告示、9月11日投開票の日程で実施されています。本記事では沖縄県知事選挙に立候補している、新人で元衆議院議員の下地幹郎氏を紹介します。

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下地幹郎氏の経歴は?

下地幹郎氏は、1961年沖縄県平良市(現 宮古島市)出身の61歳です。中央学院大学卒業後、会社役員を経て、1996年の第41回衆議院議員選挙で初当選。これまでに衆議院議員を6期務め、沖縄開発政務次官・経済産業大臣政務官、郵政民営化・防災担当大臣などを歴任しました。沖縄県知事選挙には2014年に次いで今回で2回目の挑戦となります。

下地幹郎氏の政策は?

 下地氏は、「沖縄の心、日本政府は変える。〜沖縄民主主義の原点は、平和と安心〜」をキャッチコピーに、以下の政策を公約として掲げています。

126年、米軍普天間飛行場の辺野古移設。「県民同士の戦いを終わらせる」

【結果】軟弱地盤は埋め立てない!
【戦略】
 ・普天間飛行場の訓練を馬毛島へ移転させ、負担軽減
 ・普天間飛行場の軍民共用化
 ・埋め立てたところは活用する

2米軍基地返還計画の前倒し
【結果】返還が予定されている米軍施設について、3年後までに返還
【戦略】日米政府と沖縄県が具体的な交渉をする

【ミキオ経済プラン10で沖縄が変わる】

1教育費の完全無償化→すべての子どもに教育のチャンス
【結果】教育の平等・所得格差の是正・人材の発掘
【戦略】
・保育園から大学・専門学校まで授業料無料化
 ・給食費無料化
 ・朝食の提供
 ・18歳未満の医療費無料化
 ・学習塾・習い事月謝月3万円上限で給付
 ・県外への遠征費用補助

2経済成長→民間投資
【結果】雇用拡大 税収増
【戦略】大胆な規制緩和(土地の高度利用・米軍用地借地借家法100年・金融・宇宙事業)

3社会資本整備→PFI(民間資金活用)
【結果】一括交付金の減額を補う
【戦略】民間シンジケートローンの創設、民間ノウハウの活用

4沖縄ファースト→県内企業最優先
【結果】ザル経済からの脱却
【戦略】県内(企業・工芸品・農水産品・製造商品)優先条例、行政改革でムダをなくす

5観光産業の好循環→観光とすべての産業とのコラボ
【結果】「2000万人観光客」と「観光産業の波及効果4兆円」
【戦略】「観光」と「農水産業」のコラボで、「製造業」とのベストミックス

6新たな企業の創設→スタートアップ1000社プラン
【結果】GDP10兆円達成への原動力
【戦略】大学・専門学校・企業の研究開発機関・フィンテック・WEB3の活用

7SDGs→ゼロエミッション(10年以内に実現)
【結果】石炭火力発電所ゼロ、日本一安い電力料金、交通渋滞解消でCO2削減
【戦略】バイオ・水素発電100%、那覇から本部町までの鉄道の実現

8やさしい社会づくり→すべてが共存
【結果】命を大事にする沖縄
【戦略】予防医療の徹底、産業歯科医制度の徹底、児童養護施設からの自立支援、ひとり親世帯への支援、子ども食堂への支援、犬猫殺処分ゼロ

9“離”島から“島”へ→距離をなくす
【結果】18歳まで家族と暮らす、移動費負担の軽減
【戦略】完全な情報通信網(5G/高速・大容量)、航空運賃5,000円、船運賃1,000円

10文化の振興→沖縄の個性の発信
【結果】伝統文化の振興と継承で、世界に誇れる文化の薫り高い沖縄へ
【戦略】書道・空手・琉球舞踊・古典音楽・旗頭・獅子舞・伝統工芸品・茶道・沖縄ロックをはじめとするすべての伝統文化のコラボ

沖縄県知事選挙2022 8月25日告示 9月11日投票 候補者情報はこちら>>

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