「手洗いの徹底をもう一度見直す」夏休み明けどう乗り切る?感染対策に知恵絞る教育現場

感染拡大が続く中、静岡県内の私立幼稚園、小学校でも様々な工夫が行われています。

<サレジオ幼稚園 河原崎靖子園長>

Q.幼稚園ではどのような対策をしているんですか?

「今までも行ってきたことなんですけども、手洗いの徹底をもう一度見直して充実させるということで先生たちと取り組みをしております。手洗いをするときにも子どもたちが列になってしまうものですから、動物園に行った時に子どもたちがこんな風に足跡をすごく気に入って遊んでいたので、それらを利用して距離を取って待つようにしています」

この幼稚園では、歌に合わせて手を洗うなど、園児が楽しく感染症対策をできるように工夫しています。

併設する小学校の校舎はコロナ禍の2021年、新しく建てられました。1年生から4年生が使う校舎のエントランスには、非接触の体温計と消毒が置かれています。また、廊下の水道はセンサー式で手を触れずに、せっけんと水が出てくる仕組みです。教室でも…。

<静岡サレジオ小・中・高等学校 経営本部長 杉山公英さん>

「児童ひとりひとりの距離を保つために、机を離して授業を受けるようにしています。また、教室内は全館自動で換気をするシステムを入れてますので、空調をかけながら授業を受けることが可能です」

通常の対面授業や修学旅行などの行事ができるように対策を続けています。

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