沖縄コロナ2723人、8人死亡(8月31日まとめ)

 沖縄県は30日、10歳未満から100歳以上の2723人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。50歳から90代以上の男女計8人が感染後に死亡したと報告した。

 新規感染者数は前週の同じ曜日と比較して10日連続で減少している。30日の新規感染者数は、年代別で10歳未満が最多の458人となっている。県の宮里義久感染対策統括監は「夏休み明けで子ども世代に感染が広がり、そこから大人や高齢者に広がることを懸念している」として、感染対策の徹底やワクチン接種を呼び掛けた。

 入院患者は469人で病床使用率は59.0%。圏域別では本島67.4%、宮古19.7%、八重山8.3%だった。

 施設内感染で県が支援に入る社会福祉施設は計138カ所。施設内療養者は計768人で、内訳は高齢者施設609人(酸素投与32人)、障がい者施設159人だった。米軍基地関係の感染は23人だった。

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