<新型コロナ>2クラス学級閉鎖、北部の県立校…埼玉感染41日ぶり5千人以下 医療機関でクラスター発生

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは30日、新型コロナウイルス感染者を新たに4696人確認したと発表した。7月20日の4811人以来41日ぶりに5千人を下回った。県によると、60~100代の男女15人が死亡した。感染者の内訳は、県発表が2305人、さいたま市1668人、川口市310人、川越市224人、越谷市189人。

 これまでに確認された感染者は105万6228人(チャーター便帰国者含む)、死者は2076人(30日午後7時現在)。

 29日夜時点の重症者は31人、感染者の入院は1361人、ホテル療養882人、自宅療養6万927人。退院・療養終了は98万710人。

 県管轄で詳細が判明したのは、未就学児~90代の男女2305人。みなし陽性者は75人。クラスター(感染者集団)関連は12件で、新たに医療機関で入院患者8人が感染した。会食で感染したとみられるのは10~60代の男女15人。ワクチンを4回接種していたのは20~90代の男女127人、3回接種は10~90代の男女775人、2回接種は未就学児~80代の男女358人だった。

 県教育局によると、北部地区の県立学校で児童生徒2人が感染し、2クラスで学級閉鎖を行った。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女1668人。23日にクラスター発生を発表した同市見沼区の介護老人福祉施設で新たに入所者1人が感染し、同施設の感染者は68人となった。

 川口市によると、新規感染は10歳未満~80代の男女310人。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~90代の男女224人の感染を確認した。みなし陽性者は2人。

 越谷市によると、感染が判明したのは、10歳未満~80代の男女189人だった。

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