女児やけど…小学校で実習中エプロンに引火 教諭が火を消すも入院 損害賠償1千万円を支払い和解成立

調理中に女児やけど 越谷市との和解成立

 2017年10月、埼玉県の越谷市立西方小学校で家庭科の調理実習中に女児(当時5年生)がやけどを負った事故で、越谷市は30日、損害賠償金約1千万円を支払い、和解が成立したと発表した。

 市学校教育部によると、女児は白玉団子の調理中、ガスコンロの火がエプロンに引火。指導していた担任教諭が火を消し止め、女児は腕や胸などにやけどを負い入院した。事故当時に子ども医療費などで約1500万円を支払い、和解交渉を進める中で今回、損害賠償金約1千万円を支払った。

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