大京ら、札幌市のテレビ局跡地に分譲M 27日ギャラリー公開、高台で眺望生かす

大京と土屋ホーム不動産は、札幌市豊平区で開発中の新築分譲マンション「ライオンズ南平岸ディアレジェンド」(総戸数91戸)のマンションギャラリーを27日に一般公開する。旧北海道テレビ放送本社跡地で公園に隣接し、標高64・7mの高台から札幌を一望する位置に、ZEH仕様のマンションを開発する。
同物件(札幌市豊平区平岸四条13―55)は、札幌市営地下鉄南北線・南平岸駅から徒歩5分の立地。敷地面積2069・61㎡、RC造15階建て、延床面積7335・04㎡。間取りは2LDK~4LDK、専有面積53・01~84・71㎡。竣工は23年10月27日、引き渡しを同30日に予定。反響は想定通り270件を獲得し、一般公開後の来場予約も順調に集めている。9月上旬に1期の販売開始を予定。3LDKの住戸の価格が4200万円台からとなる見込み。
ZEH仕様でBELS認証を取得。外観はアッシュホワイトとミディアムグレーを基調とした彫りの深いデザインで、透明感のあるガラス手すりをバルコニーで用いるほか、10タイプの専有部には5・5mの横長の連続窓を設けるなど眺望を生かしたプランとした。1階エントランス横に個室ブースを備えた約19㎡のテレワークラウンジも設置する。
札幌エリアで大京は、中央区の「ライオンズタワー札幌」の販売が高額物件ながら9割以上が契約済みと好調に進捗。加えて、京阪電鉄不動産らとの共同事業で東区北6条東2丁目の札幌総合卸センター跡地に大規模タワーマンションを建設中のほか、西区琴似で22年度の中高層ZEH-M支援事業の「(仮称)琴似1条プロジェクト」などを推進している。

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