Trellix、エプソンダイレクト社製品へのTrellix Embedded Control導入事例を公開

店舗向けタブレット型PCデバイスの安定稼働、運用内製化を実現

Trellix、エプソンダイレクト社製品へのTrellix Embedded Control導入事例を公開

店舗向けタブレット型PCデバイスの安定稼働、運用内製化を実現

XDR(Extended Detection and Response)の未来を提供するサイバーセキュリティ企業であるTrellixは、ビジネスPCの企画・開発・製造・ダイレクト販売を行う、エプソングループのエプソンダイレクト株式会社(本社:長野県塩尻市 代表取締役社長:一杉 卓志)が、当社の組み込みシステムセキュリティ「Trellix Embedded Control(以下、TEC)」を導入した事例を公開しました。

TECは、組み込みシステムのセキュリティに特化した、ホワイトリストによる強固なセキュリティを特徴とするソリューションです。ホワイトリスト登録の動作のみを実行させることで、許可されていないコードの動作をブロックします。このことで、既知の脅威だけでなく、未知のマルウェアの動作を防ぐ強固なセキュリティが実現できるだけでなく、サポートとメンテナンスの費用低減が期待されます。Trellixソリューションは組み込みシステムへの導入実績が豊富で、安定稼働が期待できる点が挙げられ、金融・流通機器、産業制御機器・医療機器・OA機器の主要メーカーの多くが採用し、全世界で400万台以上の組込みデバイスを保護しています。

エプソンダイレクトでは、大手百貨店へのWindows OS搭載のタブレットPC「Endeavor JT40」導入にあたり、既存のPOSシステムの更改を計画。「運用の内製化」「セキュリティを含む安定稼働」という顧客課題に対し、TECをプリインストールし展開することで、ホワイトリスト型セキュリティによるデバイスのセキュリティと安定稼働の両立や、連携する決済端末の制御機能に関する内製開発の実現に貢献しました。

エプソンダイレクト株式会社 営業推進部 営業グループの渡辺 敬氏は、「ホワイトリスト型によるセキュリティとモジュールによる内製化の容易さ」が決め手になったとし、その他にもTECの導入実績や安定稼働が期待できる点、使い勝手の良さなどの点を上げました。
2022年2月から本稼働しているTECの導入効果について、「安定稼働している点が最も大きなポイント。ブラックリスト型であればウイルスソフトの更新でパフォーマンスが低下する可能性があるが、ホワイトリスト型はその点を心配することがなく、安定稼働に貢献することができている。さらに運用の柔軟性も導入効果のポイントのひとつで、必要な端末設定なども、TECのコマンドベースでお客様が自在に、柔軟に実行できている」と述べました。

最後に、渡辺氏は「ソフトウェアの選択肢が充実することで、さらにハードウェア商品の魅力も向上し、特定用途向けの活用がさらに進んでいくとし、安定稼働が一番の大きな信頼性につながることをTrellixにも示していただきたい。」と締めくくりました。

本導入の事例の全文は、以下からご覧いただけます。
https://clk.nxlk.jp/m/yS5lQWDNC

Trellixについて
Trellixは、サイバーセキュリティの未来を再定義するグローバル企業です。オープンかつネイティブなTrellixのXDR(Extended Detection and Response)プラットフォームは、現在最も高度な脅威に直面するお客様が業務の保護や回復に確信を持って対応するための支えとなります。Trellixのセキュリティ専門家は、広範なパートナーエコシステムとともに、データサイエンスと自動化によりテクノロジーイノベーションを加速させ、4万を超える企業や政府機関のお客様の力となっています。