ティアック、TASCAM「Portacapture X8」ファームウェアV1.30公開

ティアック株式会社は、同社の展開する業務用音響機器ブランドTASCAMの8トラックハンドヘルドレコーダー「Portacapture X8」の最新ファームウェア V1.30を公開した。

以前

、2022年8月末にリリースするとしていたもの。

同社Webサイト

にて無償でダウンロード可能。

同アップデートにより、32bit float対応 USBオーディオインターフェース機能、PODCASTアプリのUSBミックスマイナス機能、および入力設定やアプリ設定の保存機能が追加となった。

USBオーディオインターフェース機能が32bit floatに対応し、DAWソフトでの収録においても、入力レベルを細かく設定することなく録音可能となった。Portacapture X8の音声処理では、デュアルAD変換と32bit float処理により広いダイナミックレンジと高解像度の録音を実現している。

PODCASTアプリでUSBミックスマイナスのオン/オフが可能になった。パソコンやスマートフォンとUSB接続して電話インタビューなどをPortacapture X8本体に収録する際に、USB通話音声の回り込みを防いで相手先にエコーが発生しないスムーズな会話ができる設定が可能となる。

コンプレッサーやリミッターなどの入力設定を最大3つ保存し、各録音アプリで呼び出しが可能。また、本体設定および録音アプリの設定をユーザー設定として最大3つ保存可能となり、アプリランチャー画面からワンタップで呼び出しができるようになる。 さらに起動時間を短縮されたほか、その他動作の安定性が向上した。

© 株式会社プロニュース