橋の水道管、ドローンで点検 岡山市がNTT西日本と共同でスタート コスト減と効率化に期待【岡山市】

岡山市水道局は8月31日、NTT西日本グループと共同で、水道橋(水道管の橋)をドローンで点検する取り組みを市内で始めました。
この取り組みは、2021年10月、和歌山市で起きた水道橋の崩落事故が導入のきっかけの一つだということです。
この日、岡山市南区、笹ヶ瀬橋の下にある1987年建設の長さ約180メートルの水道管を、老朽箇所や異常などがないか、ドローンを使ってチェックしました。
市ではこれまで、国の基準に基づき5年に1回のペースで、市内に200以上ある橋の水道管を目視で点検していました。
ドローンを活用することでコスト面では従来の3割減、また、1カ所につき2、3週間かかっていた作業時間は半日程度にまで短縮できるそうです。

© テレビせとうち株式会社