発熱などの症状ある若者に自宅で検査できるキットを配送 岡山県が医療機関の負担軽減へ運用始める【岡山】

岡山県は、第7波で業務がひっ迫する医療機関などの負担を減らそうと、発熱などの症状がある若者に自宅で検査できるキットを配送する体制を整え、8月31日から運用を始めました。
自己検査の対象となるのは、20代で症状が軽く、基礎疾患のない人です。
検査を希望する場合、まずは「岡山県検査キット配送・陽性者登録センター」のホームページから申し込みます。受け付け時間は午前9時から午後5時までで、1日500件まで対応します。
申し込みから2日以内に届く抗原検査キットを使い、自分で検査を行います。陽性の場合は検査結果を示すキットや身分証明書を撮影した画像をインターネット上で送信。その情報を基に医師が診断を確定し、結果は申請の翌日までにメールで届きます。
ただ、診察や薬が必要な場合は、発熱外来の受診が必要です。
保健所にはセンターが連絡するため、自宅療養中の食料品や健康観察の支援はこれまで通り受けることができます。
20代が対象ですが、県は感染状況などをみて今後、対象年代の拡大も検討するということです。

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