過去には苦境を乗り越えて大きな幸せを手に入れた石垣佑磨

俳優の石垣佑磨が、元テレビ長崎アナウンサーでタレントの森真奈美と結婚したことを29日、石垣の所属事務所・ホリプロが発表した。

事務所によると、出会いは昨秋で、映画「虎の流儀」(9月30日公開)での共演がきっかけ。

2人でのシーンはなかったものの、石垣の撮影現場を撮休中の森が見に来ていたことで知り合い、その後交際に発展。石垣の40歳の誕生日である今月28日、2人で都内の区役所に婚姻届を提出したという。

森は大学まで陸上選手で全国大会に出場するほどのアスリート。しかし、体形は小柄で性格はおっとり。石垣はそのギャップにひかれたという。

一方、森は石垣の好きなところを、「努力家で真面目なところ、しっかりしているように見えて天然でドジっ子少年なところ、男気があるのにオチャメなそのギャップ、一緒にいて一生飽きないところ」と話しているという。

青森生まれの石垣は、2000年、ホリプロの「21世紀ムービースターオーディション」で準グランプリを受賞し、芸能界デビュー。

その後、順調に活動を続けていたが、2008年11月15日、新宿区歌舞伎町の居酒屋で店員と口論となり通報で駆け付けた警察官を蹴ったとして公務執行妨害罪で逮捕された。

その後、店員との示談が成立し反省している事を考慮され、起訴猶予処分となったものの、レギュラー番組を降板し4カ月間芸能活動を自粛し。その間に実父が心不全のために急死してしまった。

「あの事件でかなり反省して、すっかり性格も変わってしまった。その後、コツコツと仕事をこなし俳優としてのキャリアを重ねて来たが、ここに来て大きな幸せをつかむことができた」(芸能記者)

今後、結婚するきっかけになった映画のほか、出演する映画「虎の流儀 ~旅の始まりは尾張 東海死闘編~」、主演映画「真龍帝外伝」が公開予定となっている。

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