捨てるはずの髪が、誰かの幸せに繋がる。「ヘアドネーション」とは?

(編集部より)朝時間.jpの「SDGsを考える月間」に合わせ、今回特別にSDGsテーマの記事をお届けいただきました。

おはようございます。オーガニックヘアサロン『nene hair&organic』の美容師 森本英梨です。

9月は朝時間.jpの「SDGsを考える月間」ということで、私からは髪に関するSDGsに繋がる取組みをご紹介します!

第一弾は「ヘアドネーション」についてです。

捨てる髪が誰かの幸せにつながる「ヘアドネーション」

「ヘアドネーション」とは、18歳以下のこどもたちのために医療用のウィッグを寄付する活動のことです。

小児がんや事故、脱毛症などさまざまな事情で髪を失ってしまった子どもたちに、寄付された人毛でウィッグ(かつら)をつくり無償で提供する活動で、寄付できる団体は、JHD&C(ジャーダック)や「つな髪プロジェクト」など複数あります。

寄付できる髪の条件

  • 31cm以上の長さがあること
    (※寄付先によっては15cm以上あればOKのところもあります)
  • カラー、パーマ、ブリーチヘアもOK。
    (※パーマやブリーチヘアはNGのところもあります)
  • 完全に乾いていること。濡れた髪ではなくドライヘアを送りましょう!
    (カビや細菌の発生の原因になります)

寄付する際の送料はかかりますが、基本的には誰でも無料でできます。

美容室でヘアドネーションカットを相談してみよう!

自分でカットして個人で寄付することもできますが、ヘアドネーションカットをしている美容室もたくさんあります。

ヘアドネーションする際は髪を束にしてからカットする為、そのままのスタイルではまとまらないので、ヘアドネーション後のヘアスタイルを美容師さんとご相談しながら決めるのもオススメです。

カットは美容室によって基本料金が様々ですし、ヘアドネーション用のカットを受け付けてない美容室もあるので、1度行きつけの美容室に相談してみてくださいね。

普段カットした髪はゴミとして捨てられてしまいますが、ヘアドネーションを通じて、誰かのhappyに繋がることができます。

ヘアドネーションの為に頑張って髪を伸ばされる方もいますが、ロングヘアの方で気分転換でばっさりカットをお考えの方も是非!オススメです。

私もばっさりカットされるお客様にヘアドネーションをご提案する場合もありますよ。

(ロングヘアからばっさり!)

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※質問やリクエストも受付中。気になる方はぜひ、InstagramにDMをお送りくださいね。お待ちしております。

森本英梨 Instagram:@elllllynco #えりすたいる

☆この連載は<毎週木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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