55チームの対戦カード決定 秋季栃木県高校野球、10日開幕

出場チームの主将らが参加して開かれた抽選会=31日午後3時5分、県総合教育センター

 来春の選抜甲子園出場につながる「第75回秋季県高校野球大会兼秋季関東地区大会県予選」(下野新聞社など後援)の組み合わせ抽選会が31日、宇都宮市瓦谷町の県総合教育センターで開かれ、出場62校55チームの対戦カードが決まった。

 大会は10日に開幕し25日までの延べ11日間、清原球場など県内4球場で行われる。「いちご一会とちぎ国体」準備のため、県営球場は使用せず、今回は鹿沼市のヤオハンいちごパーク野球場などが使われる。開会式は行わない。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で入場制限が設けられたが今大会は制限がない。上位2チームは10月22日から埼玉県で開幕する関東大会に出場する。

 6月に県高校野球連盟に加盟が認められた宇都宮中央が連合チームとして初出場する。抽選会では交流戦を勝ち上がった足利、作新学院、青藍泰斗など8校がシードとしてくじを引き、その後に「鹿沼南・今市」「壬生・益子芳星・栃木翔南」「佐野東・佐野松桜・足利清風」「宇都宮中央・那須・さくら清修」の四つの連合チームなどの主将らがくじを引いた。

 1回戦は矢板中央と足利大付の実力私立校同士の対戦や大会史上初の連合チーム同士の対戦が決まった。決勝は25日午前10時から清原球場で行われる。

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