イルカジャンプ 水しぶきで“涼”をお届け! 観客らずぶぬれも歓声 海きらら

空中でのキャッチボールを披露する2頭のイルカ=佐世保市、海きらら

 イルカが大量の水しぶきを観客の方に飛ばすプログラム「祭~水しぶきはいるか?~」が8月28日、長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)であり、多くの家族連れがずぶぬれになって楽しんだ。
 イルカがジャンプした後に体の側面から着水するなどして、観客に水しぶきを飛ばし涼を届けるプログラム。今年は同館の夏の特別展「水中夏祭り展」に合わせて、祭りをテーマにしている。
 ハンドウイルカのニーハとナミは、夏祭りの音楽に合わせて、逆立ちして尾びれを左右に振ったりして「バケツを逆さにしたくらいの水」を観客スタンドに振り掛けた。観客らは、水しぶきに悲鳴や歓声を上げながら涼やかなプログラムを満喫していた。
 佐賀県の佐賀市立兵庫小6年の鮎川翔太君(12)は「イルカたちがきれいなジャンプを見せてくれて、すごくかわいかった。水は冷たかったけど気持ちよかった」と笑顔で話した。
 同プログラムは今月25日までで、午前10時20分、午後1時20分、午後3時20分の1日3回。


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