夏休みなにしてた? 栃木県内小中学校で新学期スタート【動画】

夏休みに制作した絵を提出する穂積小の児童=1日午前8時55分、小山市萩島

 栃木県内の公立小中学校と義務教育学校で1日までに夏休みが明け、通常授業が始まった。小山市萩島の穂積小(102人)では同日、久しぶりに再会した児童らが休み中の思い出話で盛り上がるなどして、元気よく2学期をスタートさせた。

◇ほかにもWeb写真館に写真

 県内では、日光市内の小中学校など計38校で8月25日に最も早く夏休みが明けた。残る24市町計461校でも順次、学校が再開された。

 穂積小は各教室をオンラインでつなぎ、始業式を行った。鈴木紀江(すずききみえ)校長(58)は「みなさんが元気に登校してくれてうれしい。新型コロナの感染防止を辛抱強く続けていこう」などと語りかけた。

 式後、各教室では担任教諭がポスターや漢字ドリルといった夏休みの宿題を回収した。「奈良に旅行した」などと思い出を発表し合った学年もあり、活気にあふれていた。

 5年篠田圭吾(しのだけいご)君(10)は「2学期はあいさつをしっかりして下級生のお手本になりたい」と笑顔で話した。

夏休みの宿題を提出した穂積小の児童たち=1日午前9時20分、小山市萩島

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