最大10センチのひょう、1歳8カ月の女児の頭にあたり死亡 スペインで天災の悲劇

スペインのカタルーニャ州で8月30日、暴風雨とともに最大10センチの大きな雹(ひょう)が降り注いた。ラ・ビスバル・デンポルダ村では、1歳8カ月の女児の頭に氷の塊が直撃。病院に運ばれたものの、その日の夜に死亡した。

雹が降ったのは、10分程度だったという。映像では、人々が逃げ惑う姿や、雹が激しく家屋を打ちつけ、破裂音が響く様子などがとらえられている。地元テレビによると約50人が骨折や打撲などのけがを負った。

スペインで最大10センチ級の雹(ひょう)が降り注いだ(ロイター)

気象当局によると、この地方で観測された雹としては過去20年で最大だという。

(ロイター/よろず~ニュース編集部)

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