崎山つばさが孤高の刑事、森日菜美がかれんな舞妓に!「遺留捜査」最終章突入

テレビ朝日系連続ドラマ「遺留捜査」(木曜午後8:00)が9月8日放送・第9話から最終章に突入。崎山つばさ、森日菜美がゲスト出演し、物語のキーパーソンを演じる。

ドラマは、2011年に第1シーズンがスタートした人気シリーズの最新作。事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁し、事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者をとりこにしてきた京都府警捜査一課特別捜査対策室の刑事・糸村聡(上川隆也)の活躍を映し出す。

最終章では、糸村とバディを組む神崎莉緒(栗山千明)の後輩で、京都府警組織犯罪対策二課の刑事・氷室翔太(崎山)が殺害された事件が描かれる。ダークウェブサイトの組織・土竜を追いつつ、過去のある事件の捜査資料を探っていたという氷室。糸村は氷室が所持していた、金のチェーンが気にかかるも、それがなんなのか見当もつかないでいた。事件の鍵を握るのは、大病院を束ねる病院長の物部泰弘(高橋英樹)。要職につきながらも、患者にも優しく接する人格者の素顔とは?

凶弾に倒れる氷室役を務める崎山は、2015年にミュージカル「刀剣乱舞」のメインキャストに抜てきされブレーク。その後は舞台はもちろんのこと、映画、ドラマと活躍の場を広げてきた。今回も、正義感が強く有能な半面、単独行動に走りがちな孤高の刑事を熱演する。

一方、森が扮(ふん)するのは、芸妓への“衿(えり)替え”を間近に控えた舞妓・葉月。氷室が殺害される2日前に彼女と会っていたことが分かり、莉緒は葉月のもとを訪れることとなる。

森は、同局のスーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021年)のフリント・ゴールドツイカー役で注目を集め、その後は「ザ・ハイスクール ヒーローズ」「未来への10カウント」(同系)など、数々の話題作に出演し、活躍している。

そんな森は今回、舞妓役に初挑戦。お座敷の場面では、かれんなピンクの振り袖を身にまとい、愛らしさ満点の舞妓としてしなやかな踊りを披露。物語が進むにつれ、「あの人のことは絶対にゆるしまへん!」と、奥底に秘めた憎悪を吐き出す一幕も。感情の振れ幅の大きな役柄を、森が丁寧かつ大胆に演じ上げる。

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