障害者施設の売上げ向上を目的とした取組へのクラウドファンディングを募集しています~障害者が作るハートフルグッズのネットショップ「サデコMONOがたり」~ [埼玉県さいたま市]

 障害者施設(就労継続支援B型【※】)で働く障害者は、お菓子や雑貨などの生産活動を行い、工賃収入を得ることで自立した生活に向けた努力をしています 。

 工賃収入は商品の売上げから支給されますが、近年の新型コロナウイルスの拡大による販売機会の減少の影響を受け、商品の売上げが減り、施設運営にも影響が生じました。そこでさいたま市では、障害者施設を支援するため、障害者が作るハートフルグッズのネットショップ「サデコMONOがたり」での商品の販売を始めました。

※就労継続支援B型
 就労継続支援とは、一般企業等での就労が困難な障害のある人に働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行うサービスのことをいいます。障害のある方とサービスを提供する事業所とが雇用契約を結び、原則として最低賃金を保障する就労継続支援A型に対して、就労継続支援B型では、障害のある方はサービスを提供する事業所とは雇用契約を結ばず、作業に対する工賃分の金銭をその対価としてもらうことになります。このサービスの利用を通じて生産活動や就労に必要な知識や能力が高まった方は、就労継続支援A型や一般就労への移行を目指すことになります。

●「サデコMONOがたり」とは?
 障害者が作るハートフルグッズが勢揃いするネットショップです。
 「サデコMONOがたり」の特徴は、さいたま市、障害者施設だけでなく、デザイナーやカメラマン等にも関わっていただくことで、障害者施設で製作している商品がこれまでの福祉のイメージをくつがえす品質の高い商品であることを伝えていることです。そのため、多くの方にサイトに訪問していただければ、障害者が作る商品のイメージアップが図られ、障害者施設全体の売上げが向上していくことが期待できます。また、障害者施設が安定して運営できるような支援を行うことで、自立に向けて努力する障害のある方を応援したいと考えています。

ネットショップ「サデコMONOがたり」
https://sadeco-monogatari.com/

●寄附金の使いみち
 いただいた寄附金は、魅力ある商品をより多くの人に知ってもらうための特集ページの更新料、アドバイザーやデザイナーの派遣料や指導料など、障害者施設の経営力向上支援に使わせていただきます。自立に向けて努力する障害のある方を応援していくためには、継続的に障害者施設の経営力の向上を図っていくことが重要です。是非このような取り組みにご支援をお願いします。

※目標金額に達しない場合も、上記の使い道に活用させていただきます。
※目標金額以上の寄附が集まった場合は、その他障害者施設の運営支援や障害者支援事業などに活用させていただきます。

●クラウドファンディングへの応募方法
 株式会社トラストバンクが企画・運営する、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」上の専用ページから申し込めます。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1806

●お礼の品に障害者施設の商品をご利用ください
 ふるさと納税制度を活用した場合、税制上の特例控除を受けることができるほか、市外在住の方には、希望によりお礼の品を贈呈します。お礼の品に、市内障害者施設の商品を追加しました。是非ご利用ください。
https://www.city.saitama.jp/006/007/008/001/002/p043429.html

<寄附者の皆様へ(さいたま市長 清水 勇人)>
 障害者施設で働く障害者の収入は、商品の売り上げから支給されます。しかし、さいたま市独自の調査の結果、近年の新型コロナウイルス感染症の拡大による販売機会の減少の影響を受け、商品の売上げが減り、施設運営にも影響が生じました。
 そこでさいたま市では、障害者施設を支援するため、障害者が作るハートフルグッズのネットショップ「サデコMONOがたり」での商品の販売を始めました。
 「サデコMONOがたり」での商品の販売を通して、売り上げ向上を目指すだけでなく、事業所の育成・強化や専門家による技術指導による品質の向上を図ることで、障害者施設が安定して運営できるような支援も行っています。
 生産活動などを行い自立した生活のために努力している障害者の皆様を応援するため、皆さまのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

ふるさと納税 お礼の品