改名後の活躍が大いに期待される水上恒司

俳優の岡田健史が8月31日をもって所属していた事務所・スウィートパワーとの専属契約を終了し、退所することを同日、事務所ホームページで発表した。今後は本人の希望により、本名の水上恒司(みずかみ・こうし)で俳優活動を継続する予定だという。

事務所によると、契約の期間満了は2023年3月末日だったが、今後の俳優活動に関する本人の希望を最大限尊重し、本人との話し合いの結果、終了日を半年前倒ししたという。

岡田もコメントを発表し、《今まで岡田健史を応援してくださった全ての皆様、ありがとうございました。そして、私、水上恒司のことも応援して頂けるように懸命に泥臭く生きて参ります》とつづった。

水上は1日未明、新たなアカウントのインスタグラムに初投稿。アイコンの写真と同じモノクロ写真をアップした水上は《水上恒司です! よろしゅうお願いシャス!》と短くコメントを添えた。

去就や近況が注目されていただけに、1日午後5時の時点でフォロワーは13.9万人に達しているだけに、今後もフォロワーが増えそうだ。

「事務所との契約をめぐって裁判沙汰になってしまい、契約期間終了まで仕事がない状態になりそうだったが、芸名と引き換えに早期の退社を選択したようだ。今年公開された、阿部サダヲとW主演した映画『死刑にいたる病』の好演が評価されていただけに、映画賞獲得を期待する声もあがっているほどだが、今後は映画出演が仕事の中心になるのでは。水上本人としては、心機一転、仕事に励んで岡田健史時代の仕事を超えたいはず。岡田のことをかわいがっていた先輩俳優も多かったようで、誰かが〝救いの手〟を差し伸べることになると思われる」(芸能記者)

2018年にデビューしてからわずか4年目にして大きな転機を迎えた水上だが、退所後、初めての仕事でどんな作品を選ぶのかが注目される。

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