フィンエアー、ストックホルム発着長距離5路線廃止 北欧3都市からドーハ線開設、冬期運航計画

フィンエアーは、10月30日から始まる冬スケジュールの運航計画を調整した。ロシア領空の閉鎖に伴うもので、可能な限り採算の取れる路線のみを運航する。一部の路線では欠航するほか、スケジュールを変更する。

ヘルシンキ〜クラビ・シカゴ線を期間運休し、ストックホルム〜ニューヨーク・ロサンゼルス・マイアミ・バンコク・プーケット線を廃止する。これにより、2021年10月からこれまでに運航してきた、ストックホルムを発着する全路線が廃止となる。一部の路線では減便する。

一方で、ヘルシンキ・ストックホルム・コペンハーゲン〜ドーハ線を開設し、カタール航空の拠点であるドーハ経由で東南アジアやオセアニアへの接続性を高めることで、収益性を強化する。

日本路線は、東京/羽田〜ヘルシンキ線を1日1便で開設し、日本航空(JAL)国内線への接続を強化する。札幌/千歳・東京/成田・名古屋/中部・大阪/関西・福岡〜ヘルシンキ線の運休は継続する。

欠航となるフライトの予約客には、可能な限りフィンエアーが運航する代替便を用意する。

■ダイヤ

AY1981 ヘルシンキ(16:00)〜ドーハ(23:45)/毎日(12月16日〜)

AY1982 ドーハ(08:00)〜ヘルシンキ(14:15)/毎日(12月17日〜)

AY1983 ストックホルム(15:10)〜ドーハ(23:50)/毎日(11月1日〜)

AY1984 ドーハ(08:10)〜ストックホルム(13:25)/毎日(11月2日〜)

AY1985 コペンハーゲン(15:15)〜ドーハ(23:30)/毎日(11月1日〜)

AY1986 ドーハ(08:15)〜コペンハーゲン(13:10)/毎日(11月2日〜)

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