上越妙高駅で人流の解析始まる 上越市のベンチャー企業 来年3月の商用化へ

 情報サービス、コンサルティングのベンチャー企業「デジタルマネージ・ウィズエー」(上越市大和5)は1日、上越妙高駅での人流解析をスタートした。往来者数の推計情報を取得・解析する他、集計システムの高度化を進め、来年3月の商用化を目指す。
 市の協力を得て、飲食店や土産物店が入る「SAKURAプラザ」前に観測機器を設置した。機器は、周辺を往来する人が持つデジタルモバイル機器のMACアドレス(物理アドレス)を収集する仕組みを備えており、同社では収集したデータから推計人数を算出する。
 横田孝宜社長は「人流解析に当たっては個人情報の保護が大きな課題となるが、その点をクリアできている」と話した。

「SAKURAプラザ」前に機器を取り付ける作業が行われた

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