台風11号北上へ 週明け 広島への影響は “東寄り” なら警戒 最新進路予想は

沖縄の南の海上にある台風11号は、北上を始めています。広島にも大きな影響があるルートを通る可能性もあります。

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猛烈な勢力に発達して、日本の南の海上を西に進んでいた台風11号。大きさは、コンパクトでしたが、近くにあった別の熱帯低気圧を巻き込む形となり、雲の広がるエリアが拡大しています。

その台風は、あす3日の夜からは沖縄県の宮古島などの先島諸島に非常に強い勢力を維持したまま接近する見込みです。

最新の予想進路です。

先島諸島に接近した台風は、その後、4日(日曜日)から5日(月曜日)にかけて東シナ海を北上し、6日(火曜日)には九州へ接近するおそれがあります。

広島への影響が懸念されるのは、九州北部をかすめて山陰沖へ進むルート、予想の東寄りを進んだ場合です。

□ 台風19号(1991年)

このルートを通った台風は、1991年の19号があります。

広島市で最大瞬間風速58.9メートルを記録。

多くの住宅がかわらを飛ばされるといった被害を受けたほか、長期間の停電もありました。

□ 台風18号(2004年)

2004年の18号では、広島市で最大瞬間風速60.2メートルの記録的な暴風となりました。

東シナ海を北上した後の予想進路はまだ幅があります。最新の情報をチェックして、土・日の間に自宅周辺の片付けなど対策を済ませておいてもいいかもしれません。

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