昭和歌謡から平成J-POPまで。芸能界は福岡出身ミュージシャンの宝庫!

陽水、ロッカーズ、チェッカーズ、長渕、海援隊、チャゲアス、浜崎あゆみ、椎名林檎、氷川きよし…どの時代を切っても全国区のミュージシャンを輩出している福岡!これから、そんな福岡の芸能界の層の厚さを不定期で紹介していきます!

福岡という街にはたくさんの魅力があります。自然の恵みを味わえる食事に屋台文化、どんたくや山笠といった伝統的な祭り、福岡空港から都心部への抜群のアクセスが誇るコンパクトシティーなど、数えればキリがありません。

そんな福岡という街で新たに誕生したのが、「フクリパ エンタメデスク」。福岡×エンタメの視点で、様々な角度から福岡の魅力をお伝えしていきます。

ひとまず何よりもお伝えしたいのが、「福岡出身のミュージシャン」。音楽業界ではよく知られているのですが、福岡は有名ミュージシャンを数多く生み出しているのです。世代別に見ても、どの時代を見ても、福岡出身のミュージシャンがいます。

ここからばばーっと紹介していきます。カラオケで福岡縛りにしても十分楽しめちゃいますよ!

【保存推奨】ざっと思い出すだけでも出てくる出てくる!福岡出身ミュージシャン名鑑

探しものはなんですか?言わずと知れた【井上陽水】

泣く子も黙る井上陽水先生。福岡には、至るところに「陽水ゆかりの地」があります。同じく福岡出身のタモリさんが、福岡のやわーい「ごぼ天うどん」を作ってくれたエピソードを語ったこともありまして、生ける福岡出身ミュージシャンの代表格は陽水先生で決まりなのであります。

武田鉄矢率いる【海援隊】

同じく福岡出身の俳優・故・高倉健さんに引っ張られて、俳優デビューしたことでも知られる武田鉄矢先生。「3年B組金八先生」が一世を風靡し、このドラマを経て有名になるアイドルも多数いました。そんな金八先生は、福岡教育大学のご出身。海援隊としてデビューしていなければ、高倉健さんに見出されていなければ、我々福岡人の誰かがリアル金八先生のご指導を受けていたやも知れまっしぇん!

財津和夫がリーダーの【チューリップ】

福岡市内にある私大・西南学院大学在学中に結成されたのが「チューリップ」。前身のバンドを含めて、とにかく地元では大人気だったそうです。聴く者の心を浄化してくれる財津先生の歌声は、博多っ子の憧れでもあったんですね。とにかくオシャレなサウンドとしみわたる歌詞は、時代を超えて愛される名曲ばかりです。

甲斐よしひろの【甲斐バンド】

「バス通り」で1974年にデビュー。このバス通りが日本一の路線数を誇る福岡市のことなのかどうかをいつか聞いてみたいエンタメデスクです。「HERO」を聞くと、今からでも「やってやる!」というパワーをもらえます。

陣内孝則がボーカルを務める【TH eROCKERS(ザ・ロッカーズ)】

福岡県人会の代表でもある陣内先生が、実はめちゃめちゃカッコイイミュージシャンだったことを知らない世代も増えてきました。福岡ローカルの番組に出演される際、幾度となくそのことを主張されている陣内先生。皆さん、ぜひ「おもしろい」の前の陣内先生のプレゼンスをご確認ください!

藤井フミヤの甘い歌声が響く【チェッカーズ】

久留米といえばチェッカーズ。福岡ソフトバンクホークスのテーマソングを手掛けるなど、今も現役バリバリで年齢を知るとびっくりしてしまう藤井フミヤ先生がボーカルだったことは言わずもがな。その昔、JR九州の「NICE GOING FUKUOKA」のCM「心配だから、列車でおいで。」のセリフに悶えた読者も多いことでしょう。

スーパーデュオ【CHAGE&ASKA】

我らが武田鉄矢先生とのクロスオーバーコラボ「101回目のプロポーズ」で主題歌「SAY YES」が大ヒット!それまでもスマッシュヒットを繰り返していたものの、このドラマでチャゲアスは一躍スターダムに押し上げられました。ちなみに、ドラマは当初バッドエンドを予定していたそうなんですが、この曲のイメージがあまりにも強く、「絶対ハッピーエンドにしてください!」という多くの声により、 ラストが書き換えられたという噂も。

デビュー以来40以上の音楽賞を受賞し、24曲連続シングルチャート1位の記録を持つ【松田聖子】

福岡どころではなく、日本中のアラカン・アラフィフのおじさまたちを支えた聖子ちゃん。なんでしょう、先輩なのにどうして「ちゃん」付けしてしまうのでしょう。「聖子ちゃんカット」なる髪型も流行った1980年前半。そしてどの世代の女子も、1曲は聖子ちゃんの持ち歌を持っておくことで、世代を超えたカラオケージョンでもしっかりおじさまたちのハートをつかむことができます。

翼の折れたエンジェル、【中村あゆみ】も福岡!

おそろしいほどのハスキーボイスといえば中村あゆみ様。この曲をカラオケで歌って喉がつぶれた人は結構いらっしゃるのではないかと思いますが、そんなあゆみ様も福岡のご出身。正確には大阪で生まれ、幼少期に福岡にお引越ししてこられたそう。当初は女優を目指していたというあゆみ様。今でもカッコイイお姉さんの代名詞のような存在です。博多の女レペゼン!ついていきます!フー!

2022年でデビュー30周年を迎えた【広瀬香美】

バブル崩壊で沈むJAPANに、パンチの効いたOLギャルの空気で一大旋風を巻き起こした広瀬香美先生も、福岡出身!福岡女学院中学・高等学校をご卒業という才媛です。アルペンのCMと香美先生の歌声で育ったアラフォー・アラカンの皆様、久々に熱唱して青春を取り戻しましょう!

1990年代の人気バンド「スピッツ」のボーカル【草野マサムネ】

時代が平成に移っても、福岡の芸能魂は衰えることを知りません。熱く強いメッセージの印象が強い福岡出身ミュージシャン勢の中で、ひときわ都会っぽさが際立つマサムネ先生も福岡のご出身。城南高校から武蔵野美術大学へと進まれたマサムネ先生。博多っ子がみんな汗っかきだと思ったら大間違い!

平成の世を席巻した歌姫【浜崎あゆみ】

1998年は、国民的歌姫を生んだ年だと言われています。浜崎あゆみさん、MISIAさん、椎名林檎さん、aikoさん、そして宇多田ヒカルさん。はい、おわかりでしょう。後述の林檎様とあゆ様は福岡の出身。そして実はMISIA様も高校から大学、そしてデビュー直前まで福岡で過ごしています。福岡の人は、勝手に「1998年といえばあゆ、林檎、MISIAを生んだのが福岡だ!」と言いふらしています。これからも言いふらしましょう!

「歌舞伎町の女王」【椎名林檎】

そんなあゆ様やMISIA様とは一線を画す林檎ワールド。アラフォー世代は矢沢あいのマンガ「NANA」の世界観ともリンクして、ハマりにハマった人も多いのではないでしょうか。もういまはありませんが、イムズの島村楽器によく通っていたそうですが、島村楽器にとどまらず、天神界隈の楽器店では林檎様が試し弾きしたギターなんかも飾られていました。

演歌界のプリンス【氷川きよし】

演歌界に独自のバイブスを持ち込んだ氷川きよしことkii様。これは福岡の人には有名な話ですが、タモリさん、森口博子さん、博多華丸さん、氷川きよしさんはみんな福岡市立高宮中学校の卒業です。謎の名門・高宮中ですが、ペドロ&カプリシャスの高橋真梨子様も、一時期高宮中に在籍していたそうです。

天神の路上から音楽活動を始めた【yui】

アヴリル・ラヴィーンに影響を受け、路上にあぐらをかいてギターをかき鳴らすスタイルを確立したYUI改めyuiさん。古賀市出身ながら、天神に足しげく出没していたそうで、彼女の音楽への渇望と衝動を受け止めたのが、天神という街なのだと思います。

というように、どの時代にも福岡出身の人気ミュージシャンは存在しているのです。まだまだ令和までつなげることもできますが、今回はここまでとしましょう。

ミュージシャンだけじゃない!芸能人の宝庫でもある!

さらに声を大にして主張したいのが、ミュージシャンだけでなく、芸能人も多数活躍しています。国民的な人気を誇るタモリさんを筆頭に、博多華丸・大吉さん、カンニング竹山さんといった芸人から、妻夫木聡さんや松重豊さん、吉瀬美智子さん、今田美桜さんといった俳優陣、「1000年に1人の逸材」と呼ばれ、多方面で活躍する橋本環奈さんなど、本当に多くの芸能人を輩出しています。

それを象徴するのが、福岡出身の芸能人で構成される前述の「福岡県人会」という組織の存在。もちろん他県にも県人会はありますが、そのままテレビ番組になってしまうのも福岡ならではでしょう。

もし、タモリさんが司会をする「ミュージックステーション」で、「福岡出身ミュージシャン 2時間スペシャル」を放送すれば、必ず盛り上がると思いますし、福岡県内の世帯視聴率は80%を超えるに違いありません。わがフクリパエンタメデスクは断言します!テレ朝さん!ぜひご検討ください!

ということで、今後の記事では不定期に福岡出身のミュージシャンを紹介しながら、時代毎の福岡の世相などを紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

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