女性職員の頰触るセクハラ 横浜市交通局の助役を停職1カ月 経路運行ミスの運転手らも処分

横浜市営地下鉄

 横浜市交通局は2日、職場内でセクハラ行為をしたなどとして、高速鉄道本部駅務管理所の男性助役(49)を停職1カ月に、誤った経路を運行したなどとしてバス運転手の男性3人を戒告の懲戒処分にした、と発表した。処分は同日付。

 同局によると、助役は昨年春から秋にかけ、当時勤務していた市営地下鉄センター北駅で、女性職員3人に対し頬や肩を触ったり、性的な発言をしたりするセクハラ行為などを行い、不快感と精神的苦痛を与えた。

 また、滝頭営業所のバス運転手(41)は今年2月21日に西区内を運行中に経路を間違え、2カ所の停留所を経由せず、営業所への報告も怠った。港南営業所のバス運転手(57)は同4月9日、港南区内を運行中、赤信号を無視して交差点を通過。若葉台営業所のバス運転手(56)は同10日、青葉区内を運行中に経路を誤って自己判断でバスを後退させ、ガードレールにぶつかった。

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