乳がん患者目線でオススメの温泉をご紹介する#canbath
今回は泉質にこだわる山陰山陽エリア。
ラジウム泉をご存知でしょうか。全国でも数少ない泉質。
ラジウム温泉とは温泉水が地表に湧き出てくる途中で、放射性のウランやトリウムを多く含む岩石を通過することで、これらの物質に由来するラジウムやラドンを溶かしこんでできた温泉。
体内に取り込まれることで、血液や細胞に作用して新陳代謝を促進させたり、神経痛などの病気に対してもよいそうで。また、飲むことができ痛風、糖尿病、リュウマチ、神経痛、婦人病、高血圧などに効果があるといわれています。
今回はそのトップともいえるのは鳥取の三朝温泉。日本遺産にもなっています。
三晩泊まって朝になるとどんな難病も！といういわれ。温泉旅館ごとに飲泉、蒸気浴など入る以外にもあります。
旅館大橋は特に足元湧出が特徴。
肌触りがよく、天然巌窟風呂！無色ですが入るとわかる！非常に濃い温泉を堪能できます。
古いタイプですので、乳がん患者さん的には着替えに技は入りますが、部屋風呂のあるお部屋もありますので濃いお湯はじっくり堪能できます。
ラジウム泉の他に三朝唯一のトリウム泉がある「巌窟の湯」が人気。露天風呂「せせらぎの湯」で癒しのひと時を楽しんだら、ホルミシスサウナにはいるのをお忘れなく。
蒸気浴を楽しめるお宿もあるので日帰りもオススメです。飲んで、吸って、入って！の好温泉です。足湯、飲泉も温泉街にあるので街歩きもまたよし。
梅ジュースや温泉水で発酵させた甘酒なども味わいたいところ。歴史ある温泉街を堪能してみては。
続いては岡山 奥津温泉。
こちらもラジウム泉。奥津荘では立ち湯が特徴で、足元湧出。漂白成分もあるとかでお肌ツルツルのpH9.1のアルカリ性。奥津荘では飲泉場もあり、お土産に温泉水を購入することも。
２つの無料貸し切り風呂もあり、のんびりできます。
小さな温泉街ですが、川沿いには足湯もあり、道の駅が近くにあるのでお土産選びも楽しめます。
神経痛を持つ患者さんにはどちらもおすすめ。普段の痛みが少し和らいでいます。主治医から温泉許可がおりたら是非楽しんでみて。
温泉ソムリエ・温泉保養士
