映画『俺と○○○すれば売れる』舞台挨拶。運命の出会いから動き出した10年越しの映画化

映画『俺と○○○すれば売れる』公開初日を迎え舞台挨拶が、ヒロイン・香穂を演じた青山泰菜、南を演じた西野入流佳、原作者の香穂 、監督の森岡利行を迎え行われた。 以前から原作を読んでいた森岡は「娘が読んでいたことで偶然原作を知って。いつか映像化したいなと考えていました。ですがヒロインの香穂役が似合う役者がなかなか居なかった、そんな中で青山に出会い映画化に向け動き出した。」と運命の出会いから映画化が動き出したという。

「原作に忠実に作っていただけて、流石だなと思いました。」と原作者の香穂から太鼓判も押された。

青山は役に入り込みすぎて過呼吸になってしまう場面もあったそうだが、その際は香穂の助けで無事に撮影を進められたと女優として気持ちが入り込んだ一幕もあったことを語った。 南役オーディションの際、会場で香穂と西野入はよく目が合ったという話になり「会場に入ってきた時から南にぴったりだなと思いました。」とここでも運命の出会いがあり南役が決まったことが語られた。

見所について聞かれ西野入は「何度見ても笑えるキャラばかりなので楽しんでいただけると思います。」と恋愛ドラマはもちろんコメディとしても楽しめると作品を振り返った。

「1年前に撮影した作品がようやくみなさんに観ていただけることになりました。みんなそれぞれが自分の役割に向き合って一生懸命作った作品です。老若男女べての人に共感していただける作品です。」と青山から本作に対しての想いを改めて語られ、舞台挨拶は幕を閉じた。 映画『俺と○○○すれば売れる』は9月2日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショーされる。

[REPORT:柏木 聡(LOFT/PLUS ONE)]

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