今年1~8月まで特殊詐欺を未然に防いだとして茅ケ崎署は2日、管内の金融機関など計17店舗などに感謝状を贈呈した。
署によると、横浜銀行茅ケ崎支店の川西真里子さんは8月8日、同支店を夫婦で訪れた70代男性に応対。男性が携帯電話で通話しながら、ATMを操作していたため、不審に思い声をかけたところ、「市役所の職員から医療費の返金に関して電話があった」と話したため、還付金詐欺と見抜き、警察に届け出た。
川西さんは「他の金融機関にも行くと話しており、詐欺だと思った。詐欺を防げて良かった」と話し、同署の坂本仁義署長は「(犯罪の)抑止に貢献していただいてありがたい」と功績をたたえた。