フェルスタッペン、トラブルも影響し初日8番手「フェラーリとの0.7秒差は驚きではない。明日大きく改善する」/F1第15戦

 2022年F1オランダGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=19番手/2=8番手だった。

 FP1前にFIAは、レッドブルがフェルスタッペン車のギヤボックスのメインシャフトロッキングインサートの交換のため、ギヤボックスの封印を破ったことを発表した。これはレギュレーションに従った行為であり、ペナルティはない。

 FP1序盤にフェルスタッペンは、無線で「ギヤボックスに何かが起きた」と報告し、コース上でマシンをストップ。そのままこのセッションでの走行を終えることとなった。フェルスタッペンはFP2ではコースに復帰したものの、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の最速タイムから0.697秒差の8番手にとどまった。

2022年F1第15戦オランダGP トラブルが発生したマックス・フェルスタッペンのレッドブルRB18

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=19番手(1分14秒714/7周)/2=8番手(1分13秒042/22周)

 FP1で貴重な走行時間を失い、FP2ではマシンバランスがあまり良くなかった。1時間のセッションのなかで、マシンを大きく変更することはできないから、そのままの状態で走るしかなかった。

 今日は最高の一日にはならなかったが、今夜すべてをチェックするつもりなので、今より良くなることは間違いないよ。上位とのタイム差を見ても驚かなかった。改善できる箇所はたくさんあるから、明日のFP3で予選に向けていくつか試してみる。

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