スーパー耐久第5戦もてぎのエントリーリストに変更。ドライバーの顔ぶれが一部変わる

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第5戦『もてぎスーパー耐久 5Hours Race』は9月3日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで予選日を迎えたが、大会審査委員会は予選を前にエントリーの変更を公示した。ST-5クラスのAutoLabo/T&I Racing 素ヤリスが出走しないことになったほか、複数チームのドライバーが変更されている。

 8クラス52台がエントリーしていたスーパー耐久第5戦もてぎは9月1日の特別スポーツ走行を皮切りに予選、9月4日に向けた決勝に向けた走行が続けられていたが、9月3日の予選を前に、数チームでエントリーの変更があった。

 まず、9月2日に行われた全クラス混走の専有走行の際に、S字でフロントからクラッシュを喫したST-5クラスの290号車AutoLabo/T&I Racing 素ヤリスは残念ながら今回は出走しないことになってしまった。

 またドライバーラインアップも複数チームが変更されている。ST-Zでは、888号車Grid Motorsport AMG GT3が当初Bドライバーに高木真一、Cドライバーにショーン・トンとなっていたが、Bにトン、Cに高木と変更となった。

 ST-1クラスでは、47号車D’station Vantage GT8Rが星野辰也/織戸学/浜健二/ジェイク・パーソンズという組み合わせだったが、星野がエントリーを取り消し、浜がAドライバー、パーソンズがCドライバーとなった。ST-Qクラスに参戦するMax Racingの244号車Nissan Z Racing Conceptは、三宅淳詞に代わり今季ST-3クラスを主戦場としていた名取鉄平がBドライバーとして乗り込むことになった。

 ST-Qクラスではまた、ORC ROOKIE Racingの28号車ORC ROOKIE GR86 CNF Conceptのエントリーが変更。Dドライバーの鵜飼龍太が取り消され、蒲生尚弥/豊田大輔/大嶋和也という3人で挑むことに。一方鵜飼は急遽ST-4クラスのTOM’S SPIRITに加入。河野駿佑に代わりAドライバーを務めることになり、松井孝允、山下健太とトリオを組むことになった。

 また事前のエントリーでTBNとなっていた車両では、ST-2クラスのClaris Racingが走らせる56号車Claris Racing GR YARISのドライバーが廣田築/太田達也/橋本陸という3名に。今回からトヨタGR86にスイッチしたST-4クラスの60号車TEAM G/MOTION’は、瀬戸貴巨/塩谷烈州のふたりに加え、事前に本人がラジオで告知していたとおり、ピストン西沢が乗り込むことになった。

2022スーパー耐久第5戦もてぎ Nissan Z Racing Concept
2022スーパー耐久第5戦もてぎ 専有走行でクラッシュしたAutoLabo/T&I Racing 素ヤリス

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