埼玉パナ選手ら登場も!熊谷「さくらオーバルフォート」が1周年 見学ツアーやラグビー体験に歓声

来場者と記念撮影に応じる堀江翔太選手(右から4人目)=3日午前10時55分ごろ、埼玉県熊谷市上川上のさくらオーバルフォート

 埼玉県熊谷市上川上のさくらオーバルフォートで3日、同施設のオープン1周年に合わせて「さくらオーバルフォートフェスタ2022」が行われた。同施設はラグビーリーグワンの埼玉パナソニックワイルドナイツの本拠地で、さまざまなイベントが実施され、集まった来場者はワイルドナイツの選手らとも交流を深めた。

 グラウンドではラグビータウン熊谷ポスター展の表彰式を実施。県ラグビー協会の新井均理事長が最優秀賞の大幡中1年小宮颯介さん、アルカス賞の籠原小3年福田晴心(はこ)さん、ワイルドナイツ賞の玉井小5年鈴木天馬さんに賞状を贈呈した。県ラグビー協会が作製した今季のラグビー公式戦ポスターの原画に使用された小宮さんは「予想外だったけど、うれしかった」と喜んだ。

 さくらオーバルフォートの見学ツアーも実施され、芝生のグラウンドを一般開放し、アルカス熊谷によるラグビー体験会を開催。熊谷スポーツホテルパークウィングではフラダンスやチアダンスなどが披露されたほか、リーグワンの優勝トロフィーなども展示した。ワイルドナイツの堀江翔太選手や主将の坂手淳史選手、ロビー・ディーンズ監督なども姿を見せ、記念撮影やサインに気軽に応じた。

 ワイルドナイツのファンで市内から訪れた長島稔さん(49)、結子さん(17)親子は「堀江選手や坂手選手と会えるとは思っていなく、本当にびっくりした。練習や試合は見られても、選手と交流できる機会はないので、一緒に写真を撮ってもらえてうれしかった」と話していた。

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