桜を見る会」イベント会社が国葬企画演出落札

 立憲民主党の蓮舫参院議員は安倍晋三元総理国葬の企画・演出業者に「桜を見る会」の会場設営をほぼ一社で落札し続け、今年3月から日本テレビホールディングス傘下に入った都内のイベント会社「ムラヤマ」が1億7600万円で落札したことに「元総理の国葬を担当すると言う偶然」とツイッターで発信した。

 蓮舫氏は「桜を見る会の会場設営はほぼ一社落札。かつ2017年から3年間、内閣府は入札説明前に会場の新宿御苑に委託業者を呼び、打ち合わせが発覚」と記し「国会で問うと、理由は、反省点と改善点を聞くとの答弁。が、毎回、会終了後に改善点等の報告書が出ているのに、実に不自然な対応。金額も入札時より膨らむ」と書き込んだ。

 蓮舫氏がツイッターで示した「桜を見る会」支出額での入札参加数、落札業者を年ごとにみると、会場設営などの業務では2014年に3社が入札参加しているものの、2013年~19年までの間で、14年を除き、他の年は「ムラヤマ」のみだった。(編集担当:森高龍二)

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