台風11号の影響は本州にも 西日本太平洋側で大雨に

台風11号は、きょう4日からあす5日にかけて東シナ海を北上する見込みです。沖縄では、台風は離れていきますが、台風周辺の雨雲がかかるため、引き続き大雨となる恐れがあります。西日本から東日本は、きょうからあすにかけて、太平洋側を中心に雲が広がり、雨となる所があるでしょう。また、台風から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となる見込みです。特に、西日本太平洋側の南東斜面では、雷を伴って非常に激しい雨の降る所もありそうです。北日本ではきょうは晴れますが、あすは雲の多い天気となるでしょう。
また、台風11号は、あさって6日には九州に接近し、本州の広い範囲で暴風警報級の風が吹く可能性があります。今のうちに備えを進めてください。

気象予報士・中田 光紀

画像について:4日午前10時の台風11号の位置と進路予想。

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