1950、60年代の雰囲気楽しんで 「佐世保アメリカンヴィレッジダイナー」 佐世保・船越に飲食店オープン

1950~60年代のアメリカの雰囲気が楽しめる店内=佐世保市、佐世保アメリカンヴィレッジダイナー

 1950~60年代のアメリカのドライブインをイメージした飲食店「佐世保アメリカンヴィレッジダイナー」が8月、長崎県佐世保市船越町にオープンした。
 不動産事業を手がける佐世保市のL&Sグループ(佐々木茂彦社長)が開店。米軍基地がある佐世保の米軍関係者や市民、観光客らが一緒に楽しめるスポットをコンセプトにしている。
 店舗面積は約280平方メートル。店内に入ると、カウンター席がある約50席のメインレストランが広がり、ニューヨークやハワイなどを連想させる内装を楽しみながら飲食ができる。料理はアメリカンなワンプレートやステーキなどを用意。九十九島に沈む夕日を望む屋上席や開放的なテラス席も設けている。

目印の看板「ROUTE99」とビュイック製の旧車が展示されたガレージ

 市中心部と九十九島観光公園などを結ぶ道路沿いに位置する。看板「ROUTE99」が目印。音楽や映画でも有名なアメリカの道路「ルート66」を九十九島にもじった。ガレージにはビュイック製の旧車が展示されている。営業は午前11時からランチ、午後5時からディナーで、午後10時に閉店。火曜定休。フードコートのテナントも募集している。
 佐々木社長は「みんなでフレンドリーにアメリカの雰囲気を楽しんでほしい。音楽やアメ車、バイク関連のイベントも企画していきたい」と話している。問い合わせはメインレストラン「炙り屋Ⅱ」(電070.2230.9570)。


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