英国の俳優イドリス・エルバ（４９）は、アフリカの映画業界を育成したいという。南アフリカで撮影されたサバイバルアクション映画「ビースト」に主演しているイドリスは、アフリカ大陸でより多くの映画が製作される道を開きたいと明かした。
ガーナ出身の母とシエラレオネ出身の父との間に生まれたイドリスは、ｉ紙にこう語る。
「アフリカの映画業界を盛り上げたいんだ。私の両親はアフリカ出身で、世界のどの国よりもあの大陸は真の援助と愛そして思いやりに値すると思う。アフリカの若者は俺のことをリーダーあるいは発信塔だととらえていて、私には何かをもたらすことが出来ると感じる。だから自分がメディアで学んだことをアフリカに持ち込んで、それを拡大させたいんだ」
続けて「ナイジェリアの映画界のファンだし、南アフリカの映画界のファンでもある。ガーナにもとても小さい映画産業がある。アフリカのコンテンツクリエーターたちのファンなんだ。特に西アフリカのね」と語る。
イドリスは「スマホをもってる子供たちは信じられないような素晴らしいコンテンツを作っているよ。それが見過ごされているように感じる。だから（その才能を）生かして育てたいんだ」と熱弁した。
９日に日本公開の同作は、南アフリカ各地で撮影され、イドリスは２人の娘と共に１匹のライオンに追われる医師ネイト・サミュエル役を演じているが、環境がとても重要な要素であったとした。
「この映画では環境が絶対的に大きな一つのキャラクターなんだ。 彼らが何故、そしてどうやって隔離されたかについてだからね。だからそこに我々が行くことがとても重要だった。ライオン以外の全ては現地のロケで撮影されているよ」
イドリスは２０１８年に米ピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男性」に輝いている。
（BANG Media International／よろず～ニュース）
