入管法改正案、各地で反対デモ 「権限強め、民族差別」

入管難民法改正案の再提出に反対し、デモ行進する参加者=4日午後、東京都台東区

 法務省が再提出を目指す入管難民法改正案に反対するデモが4日、各地で行われた。東京・上野には約200人(主催者発表)が集まり「改正案は入管の権限を強めるもので民族差別だ」と訴え、プラカードを掲げて行進した。

 改正案は昨年の国会に提出されたが、難民申請による母国への送還停止に制限を設ける点などが「人権侵害だ」などと指摘された。昨年3月、名古屋出入国在留管理局の施設でスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題を巡る出入国在留管理庁の対応が批判を集めたこともあり、廃案となった。

 名古屋市中心部では約70人が横断幕などを掲げて歩いた。

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