感染症対策の視点も…3年ぶりとなる総合防災訓練を実施=静岡県

3年ぶりとなる静岡県の総合防災訓練が行われ、各地で新型コロナ対策を意識した訓練が展開されました。

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静岡県の総合防災訓練は南海トラフ巨大地震が発生し、県内の広い範囲で震度7を観測。大津波が襲来した想定で行われました。新型コロナの影響などで3年ぶりとなった訓練では、感染症対策の視点が盛り込まれました。

<避難者の体調確認>「過去2週間で発熱は?」「ないです」

牧之原市の中学校では住民たちが避難所の運営訓練を行い、密になりやすい場所で人との距離を確保できるアイテムを以前より多く準備していました。また、別の避難所では静岡県の防災アプリを活用して非接触で避難者の受け付ける訓練も実施。感染対策に工夫を凝らしながら参加者は防災意識を高めている様子でした。

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