第64回長崎市民早朝野球大会（長崎市民早朝野球協会、長崎市、長崎新聞社、NBC長崎放送主催、長崎市教委後援）最終日は4日、長崎市総合運動公園かきどまり野球場でAクラスの決勝が行われ、鉄仮面がアミューズメッツに延長八回6-5で競り勝ち、3年ぶり2度目の優勝を飾った。
鉄仮面は六回、右前打の池田が二盗、三盗で好機を広げ、平野義の左前適時打で先制。七回に平野暁の中前適時打で1点を加えた。その裏に追いつかれて1死満塁制のタイブレークに突入した八回、先頭平野義が右翼線へ3点三塁打を放ち、守屋も中前適時打で続いて4点を勝ち越した。
アミューズメッツは0-2の七回に西田の右越え適時三塁打と投ゴロ（敵失）で試合を振り出しに戻した。4点を追う八回も門脇の右翼線2点打と大杉の中犠飛で1点差に迫り、なおも吉川の中前打でサヨナラの好機をつくったが、あと一歩及ばなかった。
鉄仮面は2024年の全日本早起き大会の切符を懸けた来年の九州大会の出場権を獲得した。
既に全日程を終えていたBクラスは藤村薬品、Cクラスはフルスイング、マスターズは歯科医師会、シニアは坂本小スーパースターズSが優勝。個人賞の平井清光賞（最高殊勲選手賞）は鉄仮面の平野義知が受賞した。
