小学生たちの熱き戦い!東京辰巳アクアスロン大会

「アクアスロン」という競技をご存じでしょうか。オリンピック競技のトライスロンは、スイム、バイク、ランの順で争いますが、アクアスロンはその中からバイクを抜いたスイムとランで順位を決めます。そんなアクアスロンの大会が3日、江東区の辰巳国際水泳場で行われました。

今年で8回目を迎える、辰巳アクアスロン大会。出場する小学生たちは、待機エリアで激励を受けますが、プールのエリアに家族は入れません。ここから先は、自分ひとりだけでライバルたちと戦わなくてはならないのです。

小学1・2年の部はまず50メートルを泳ぎ、プールから上がるとすぐに今度は1キロメートル走が待っています。しかし、孤独な戦いだったプールと違い、ここでは家族からの熱いエールが。ゴール後に座り込む選手が出るほどの激しいレースの中、女子の1位で飛び込んできたのが2年生の菊池和沙選手。大会新記録で、2連覇を達成です。

小学3・4年の部はスイム100メートル、ラン2キロ。女子は、吉田梨々奈選手、吉田桧奈々選手の吉田姉妹が、ワンツーフィニッシュです。そして、惜しくも優勝には届きませんでしたが全員が完走。最後まで全力で走り抜いたその姿は、家族たちにとって金メダルと同じように輝いて見えました。

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