大宮で完売、2時間で! 「狭山茶×パン」人気 伊奈で11日まで販売、パン職人の想像超えた極上スイーツ

小中学生が考案した「狭山茶×パン」の商品をPRする「ヘルスケアブレッド ラッキーズ」店主の臼井大吉さん=1日、伊奈町小室

 社会課題の解決を目指してさまざまなテーマに挑戦する体験教室「じぶんデザイン」プロジェクト(埼玉新聞社主催)は、埼玉県さいたま市大宮区のBibli(ビブリ)で、子どもたち考案の「狭山茶×パン」の販売会を開いた。

 同商品は「県産品×パンで地域おこし!」プログラムに参加した小中学生7人が開発。狭山茶と埼玉産小麦の消費拡大をテーマに、食材の組み合わせを考え、専門家の意見を取り入れながら、価格設定も含め試作を繰り返した。

 今回は「狭山茶風味のザクきゅんコッペパン」(税込み420円)、「狭山茶風お茶菓子サンド」(税込み500円)の2種類を用意。販売前には手書きの商品POPを作った。当日は生食パンのテイクアウト専門店「埼玉縁結」(さいたま市北区)の藤田大志社長が商品販売の極意を伝授。「明るく楽しく元気よく、お客様のためにも自分のためにも、心を込めて商品を売ってほしい」と激励した。

 販売会では来店者に商品POPを見せながら呼び込みを行い、約2時間で販売予定数65個の完売を達成した。最後はオリジナルの埼玉新聞に、「みんなと一緒にパンを完売できてうれしかった」などと思いを伝えた。

■伊奈のパン店、11日まで販売

 伊奈町小室のパン屋「ヘルスケアブレッド ラッキーズ」は、体験教室「じぶんデザイン」プロジェクト(埼玉新聞社主催)で開発、小中学生7人が考案した「狭山茶×パン」の商品を販売している。11日まで。

 販売商品は、「狭山茶風味のザクきゅんコッペパン」(税込み420円)「狭山茶風お茶菓子サンド」(税込み500円)の2種類。

 店主の臼井大吉さんは「パン職人でも思いつかないアイデアの妙が詰まった商品。極上のスイーツとしても味わえるので、ぜひ緑茶と一緒に楽しんでくれたら」とPRした。

自作の商品POPを見せながら「狭山茶×パン」の商品を説明する参加者ら=さいたま市大宮区のBibli(ビブリ)

© 株式会社埼玉新聞社