マリナーズ7連勝でWC首位 ガーディアンズはツインズに並ばれる

【マリナーズ6-3ガーディアンズ】延長11回タイブレーク@プログレッシブ・フィールド

悪天候による4時間33分の中断があったマリナーズ対ガーディアンズの一戦は、11回表に3点を勝ち越したマリナーズが6対3で勝利。ガーディアンズ3連戦をスイープして連勝を7に伸ばし、ワイルドカード争いで首位に浮上した。マリナーズは10人の投手を繋ぎ、9番手のマシュー・ボイドが今季初勝利(0敗)、10番手のクリス・フレクセンが2セーブ目をマーク。ガーディアンズ7番手のトレバー・ステファンに4敗目(4勝)が記録された。

1回表にタイ・フランスのタイムリー二塁打で先制したマリナーズは、1回裏にジョシュ・ネイラーのタイムリー二塁打で追いつかれたものの、3回表にフリオ・ロドリゲスの23号ソロで勝ち越しに成功。4回表には無死1・2塁のチャンスを作ったが、ここで雨が激しくなり、4時間33分もの中断となった。試合再開後、無死満塁とチャンスが広がり、J・P・クロフォードのショートゴロ併殺打の間に1点を追加。逃げ切りを図ったが、7回裏にオースティン・ヘッジスのタイムリー内野安打、8回裏にオスカー・ゴンザレスのタイムリーで1点ずつを奪われ、3対3の同点とされた。

試合はそのまま延長タイブレークに突入し、マリナーズは10回表無死2・3塁から無得点。一方のガーディアンズも10回裏二死満塁でタイラー・フリーマンがライトフライに倒れた。そして迎えた11回表、マリナーズは一死2塁からクロフォードのタイムリーとカル・ローリーの22号2ランで3点を勝ち越し。11回裏を10番手のフレクセンが三者凡退に抑え、ガーディアンズ3連戦のスイープを締めくくった。

この結果、マリナーズはワイルドカード争いでレイズに1ゲーム差をつけて首位に浮上。一方、中部地区首位のガーディアンズはツインズに並ばれた。

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