マッカーサー元帥「ソウルを奪還し、朝鮮半島を統一する」と宣言 映画「1950」本編映像

9月30日より劇場公開される、2021年の世界興行収入で2位となった、製作費270億円の超大作映画「1950 鋼の第7中隊」から、本編映像の一部が公開された。

映像は、国連軍を率いる米軍のマッカーサー元帥が、朝鮮半島の地に降り立ち、多くの軍人や記者たちを前に、「ソウルを奪還し、朝鮮半島を統一する」と堂々と宣言をするシーン。「38度戦を越えるのか?」という記者の質問に対しては、「朝鮮と世界のためであれば」と肯定する。さらに「スターリン、毛沢東が支持している金日成を軽視しているのでは?」という記者の指摘には、「私は敵を軽視したことなどない。私には実績があり、トップレベルの将軍・兵士もいる。必ず勝利できるはずだ」と自信に満ちた強い口調で断言する姿が切り取られている。

「1950 鋼の第7中隊」は、1950年11月27日に、現在の朝鮮民主主義人民共和国の咸鏡南道長津郡長津湖周辺で行われた、朝鮮戦争の戦闘の一つである「長津湖(ちょうしんこ)の戦い」を描いた作品。「長津湖の戦い」は、仁川から朝鮮半島に上陸し、38度線を越えて中朝国境に迫っていたアメリカ軍を主体とする国連軍と、中国人民志願軍が初めて激突した戦闘で、朝鮮戦争の中でも最も激しかったことで知られる。この戦いを中国側の視点から描き、約3時間の大作として作り上げた。中国映画界の重鎮である、チェン・カイコー、ツイ・ハーク、ダンテ・ラムの3人が、共同で監督に名を連ねている。

【作品情報】
1950 鋼の第7中隊
2022年9月30日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか 全国ロードショー
配給:ツイン
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