加山雄三さんのラストステージ応援 出身地・茅ケ崎市、防災無線の試験放送に代表曲「海 その愛」

加山雄三さん

 年内でコンサート活動に終止符を打つ茅ケ崎市出身の歌手・加山雄三さんを応援しようと、同市は、午後5時に流す防災行政用無線の試験放送を通常の童謡「赤とんぼ」から、加山さんの代表曲の1つ「海 その愛」に変更した。期間は4~9日で、市内で1分間放送される。

 ラストステージは都内で9日に行われる。加山さんのこれまでの茅ケ崎への貢献に感謝し、新たな人生への船出を応援しようと企画された。茅ケ崎商工会議所青年部や市商店会連合会からの提案で実現した。

 また、9~16日には、JR茅ケ崎駅北口の歩行者デッキには応援横断幕を掲示する。加山さんは「若大将」の名で親しまれ、2010年に同市の市民栄誉賞を受賞している。

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