埼玉県などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3952人確認したと発表した。感染者数が5千人を下回ったのは8月30日以来、6日ぶり。4千人を下回るのは7月19日以来。感染者の内訳は県発表が3021人、さいたま市270人、川口市が301人、川越市137人、越谷市223人。死者は17人確認された。
これまでに確認された感染者は109万3644人（チャーター便帰国含む）、死者は2180人（5日午後7時現在）。
4日夜時点の重症者は26人、感染者の入院は1188人、ホテル療養769人、自宅療養4万6965人。退院・療養終了は103万2873人。
県によると60～100歳代の男女15人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～100歳以上の男女3021人。みなし陽性者は114人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた高齢者施設などの計20件で1～6人が感染した。加えて新たに児童施設など計2件で5、6人が感染した。会食で感染が疑われるのは未就学児～60代の男女20人。ワクチンを4回接種していた20～90代の男女231人、3回接種していた10代～100歳以上の男女977人、2回接種していた未就学児～90代の男女509人が感染した。
県教育局によると、県立学校6校で児童生徒10人が感染し、学級閉鎖を7件実施した。
さいたま市によると、90代男性が26日、80代女性が31日に死亡した。ともに基礎疾患があったという。感染が判明したのは10歳未満～90代の男女270人。
川口市によると、新規感染者は10歳未満～90代の男女301人。50代と70代の男性市議の感染が分かり、ともに軽症で3日から自宅療養中。同市議会の9月定例会は2日開会し、2人とも出席していた。
川越市によると、未就学児～90代の男女137人が感染。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女223人。みなし陽性者は6人。市内の高齢者施設と医療機関で複数感染が確認され、市はクラスターと認定した。
